早寝早起きダイアリー(余生)

子どものいない主婦の日常

真夜中ダイアリー

遅くまで起きている。今日は生理痛で体調悪く、9時過ぎてから起きた。年を取るごとにPMSと生理痛がひどくなっていく。もしくはこれ自体が更年期の症状なのかもしれない。しんどい。気分もどんよりし、いやどんよりしてるのかも実はよくわからない。人が言う「鬱」の感じも本当はよく理解できていない。布団から起き上がれないとか連絡に返信ができないとか、実は経験したことがないのだった。20代半ばから精神的不調の波を抱えながら生きてきたわりには、どれもやろうと思えばできる。そして返信やらの類はむしろし過ぎてトラブルを起こすタイプであった。うーん、もっと自分のために生きればよかったんだよね。人にどう思われるかとかそんなことばかり考えて、結局、悪く思われたくないばかりに良い顔をして無理をして、結果裏切られたり捨てられたりして初めて気づくっていうね、自分がバカだったんだって。現代でいうところの「他人軸で生きてた」ってやつだ。

何も人のために自分の心を殺す必要はなかったんだ。思い返すのは自分が情けない、恥ずかしいことばかり。自分をもっていなかった。もっていたけど、曲げて(曲げていることにも気づかずそれが自分の意思だとすら勘違いし)人に合わせてきた過去のことだ。

今そんなことを振り返っても仕方がない。なのに、時々そうやって自分のダメだったところを思い出してしまう。セルフコンパッションやマインドフルネス、トラウマなどの本を読んでいるから余計にその問題に直面してしまうのかもしれない。でもたぶん、自分のそういうところを「過去」だと認めて、「今」はそうではないと受け止められるようになるのかもな。

きっと誰しも自分についての、悔しくて嫌な記憶っていうのはあるはずだ。

そして思うのは、みんな私のことを粗雑に扱おうとしていたというよりは、「自分のことで精いっぱい」なのだと思う。今もそうだ。家族ですらそうだと思う。私は人優先にしてしまいがちだったけど、人はそれほど私のことなど気にしていなくて自分の人生の課題で頭がいっぱいなんだと思う。私はそういう「人」のことを気に病まず、自分の日々を淡々と好きなように送ればいいだけで、それが最高に幸せなんじゃないかと思っている。

前ほど人と関わりたいと思わなくなった。以前は好きな映画や本や音楽一つとってみても、だれかと感想を共有したい欲があって、一緒に盛り上がれるとすごく嬉しかったのだけど、今はひっそりと一人で楽しんでいる。どこかで諦めたのかもしれない。ツイッターをやめた時点で諦めたのは確かだろうな。どんなマニアックなことでも誰かしらは興味を持っていて、一瞬でも共感しあえたし、それが醍醐味だったはず。でも厄介なつながりも増えることは確かで、そのデメリットのほうをクローズアップしてしまったんだ。私は。

夜中に振りかえるとなんかネガティブなことばかり浮かんでしまう。でも今ここで切り替えて明日は有意義に過ごそう。好きなことだけして過ごそう。スパティフィラムの花が咲きそうで待っている。