早寝早起きダイアリー(余生)

中年子なし主婦の日々

初たけのこと性格的なところ

今朝は5時半に目が覚めた。昨夜から漢方薬も飲み始めている。そのせいなのか変な夢を見た。私は誰かを殺したらしい。でもそれで逃げ回っていてまだ捕まっていない。いつ正体が明かされるのかとハラハラしている夢。しかも何でそんなことをしてしまったのか覚えていない。人生がめちゃくちゃだ……と思った。起きて少し疲れてる。でも現実じゃなくて良かったと思い起き上がった。5時半じゃもう明るい。午前に洗濯や掃除を済ませるとスッキリした気分。さらに買い物も行ってきた。たけのこが出ていて初めて買ってしまった。実は今まで縁がなく、買ったことがない。難しいのかなという先入観もあった。でも仕事を辞め、心にゆとりができ、季節ごとに興味を持ってから、たけのこが出たら買ってみようと意気込んでいたのだった。

私の出身地である北海道ではたけのこがない。竹が生息していないのだ。笹のところに生えるもっと細く小さいのを「たけのこ」と呼んでいた。

東京に来て、茹でたちゃんとしたたけのこを初めて食べて本当に美味しくてびっくりしたのだった。

春分の日らしいなと思う。今までそんなこと意識したことはなかったけれど。東京にいると本や歌の中に出てくる季節通りに本当に旬がある。

米ぬかと唐辛子が配合された便利なものも買って早速茹でた。切れ目を入れたところから皮を剥いて、少し食べる。既にパックされた水煮では味わえないアクと香ばしさ。本当に美味しい。今日は夕飯に刺身として出そう。他、冷凍のホタテの貝柱があるので塩とレモン汁でさっと味付けよう。

午後、発送でコンビニに行った帰り道、遠くから何となく見覚えのある3人が歩いてきた。もしかして、と思った。すれ違う瞬間に1人の顔を見た。やっぱり。前の職場のスタッフと利用者2人だった。でも私は気付かないふりをしてそのまま通り過ぎてしまった。スタッフの男性はこちらに気づいていない様子だった。もしかすると相手も気付かないふりをしただけかもしれなかった。

私はこういう時、とっさに声を出すことができない。元々は外交的で知らない人でも声をかけることが得意なタイプだったのだけど、と思うけど、実はそれも、そうあらねばならないという観念から演技をしているうちにそうなっていっただけなのかもしれないと今になると思ってしまう。作られた外向型だったのではないかなと。常に空気を読んで、その場をしらけさせないよう気を使ってきた。盛り下がることは悪だった。沈黙は苦手。そのためいつもヘラヘラして、自分をすり減らしてきたなと思う。夫を見てると一切そういうことをしなくてマイペースで驚く。人のためよりまず自分って感じで、腹が立つこともあるんだけど、ある意味羨ましい。私は自分を犠牲にしがち。差し出しがち。そのことでのちのち情けない気持ちになったりも。

なんかもっと堂々と生きたいなーなんて思った。自分という人間が恥ずかしい。恥ずかしいからとっさに会った人に声もかけられないんだよな。

この後母から電話が来て、たけのこのことを言ったら、食べたことがないと言っていた。やっぱり!私も実家で食べたことがなかったもの。ぶどうもそうだけど北海道ではメジャーではないのだ。(数年前に山梨でぶどうを食べてぶどうの概念が変わった)

今日は祝日のためか、注文(古本を売っている)が多く16時過ぎに2回目の発送に行ってきた。帰ってお風呂に入ったところ。外は風がビュービュー吹いてる。晴れてみたりバチバチと音を立てて雨が降ったり激しい日だ。ベランダのプランターにも雨や太陽の光が自然のままに降り注ぐ。球根の花たちは喜んでいるようだ。